マウリッツハイス美術館
フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」に逢いに
マウリッツハイス美術館は、オランダの行政都市デンハーグに位置する美術館です。
光の魔術師と呼ばれるフェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」をはじめ、巨匠レンブラントの出世作「テュルプ博士の解剖学講義」など、世界的名画が所蔵されています。
【アクセス】
アムステルダムから南西に約60km(60分のドライブ)となります。
公共交通機関を利用すると、電車と徒歩で片道約1時間10分で行くことができます。
見どころ
フェルメールの作品は、真贋含めて世界に37作品しかないと言われていますが、マウリッツハイス美術館にはなんと3作品も集結しています。
その他、巨匠レンブラントや、オランダ黄金時代の名画が多数展示されています。
真珠の耳飾りの少女
ヨハネス・フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」
少女は真珠の耳飾りを身に着け、見つめる視線は観る者を引きつけます。
彼女の肌のきめ細やかさや衣装の緻密な描写は、フェルメールの技巧と芸術性を象徴しています。
そして、光の表現が絵画全体に柔らかな雰囲気を与え、彼女の存在をより際立たせています。
オランダの至宝として称賛されるこの名画は、今なお、世界中の人々を魅了し続けています。
デルフトの眺望
フェルメールによって描かれた風景画「デルフトの眺望」
この作品は、オランダの都市デルフトの街並みと遠くに広がる風景を美しく緻密に描き出しています。
建物のディテールや陰影の表現は、フェルメールの技術と繊細さを示しています。
この作品を見ると、デルフトの街の魅力とオランダの風景の魅力に浸ることができます。
ディアナとニンフたち
フェルメールによって描かれた魅力的な作品「ディアナとニンフたち」。
この絵画は、古代神話の月と狩猟の女神ディアナと、彼女を取り囲む美しい4人のニンフ(侍女)たちを描いています。
フェルメールは、ディアナに関する特定の伝説の場面ではなく、自然の中で狩猟後に休憩している彼女の様子をニンフとともに描き出しています。
テュルプ博士の解剖学講義
オランダを代表する世界三大名画「夜警」で有名な画家レンブラントが描いた「テュルプ博士の解剖学講義」。
芸術と科学が結びつき、人体の神秘を探求したこの絵画は、レンブラントがその名を知らしめた出世作です。
その他 有名作品
風俗画で有名なヤン・ステーン作「この親にしてこの子あり」や、ルーベンス作「エデンの園」など、世界的に有名なオランダの画家たちの傑作も所蔵されています。
オランダ黄金時代の風景画や静物画、肖像画など、幅広いジャンルの作品を鑑賞することができます。
美術館内にはミュージアムショップもあり、マウリッツハイスならではのお土産を購入することもできます。
マウリッツハイス美術館は、オランダの素晴らしい芸術と歴史を十分に堪能できる特別な場所です。
日常を忘れて、世界レベルの芸術をのんびり、じっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
マウリッツハイス美術館
https://www.mauritshuis.nl/
最新情報は、ウェブサイトをご確認ください。